予算30万円で最高設定 ゲーミングPCは組めるのか?

目次

30万円という予算で何ができるのか

30万円という予算で何ができるのか

最高設定ゲーミングPCの現実的なライン

予算30万円あれば、多くのゲームタイトルで最高設定を狙えるゲーミングPCを組むことは充分に可能です。

ただし「最高設定」という言葉の定義をしっかり理解しておく必要があります。

フルHD解像度でのプレイを前提とするなら、ほぼすべてのタイトルで最高設定を実現できるでしょう。

一方で4K解像度やレイトレーシングを最大限に活用したい場合は、タイトルによって妥協が必要になる場面も出てきます。

私がこれまで数多くのゲーミングPC構成を検証してきた経験から言えるのは、30万円という価格帯は非常にバランスの取れた投資額だということ。

この予算があれば、グラフィックボードにしっかりと資金を割り当てつつ、CPUやメモリ、ストレージといった他のコンポーネントでも妥協する必要がほとんどありません。

BTOと自作、どちらを選ぶべきか

BTOパソコンのカスタマイズで組むか、完全自作で組むかという選択肢がいくつもあります。

BTOパソコンを選ぶメリットは、保証が充実していることと、パーツの相性問題を気にせずに済むこと。

特に初めてゲーミングPCを手に入れる方にとって、トラブル時のサポートがあるのは大きな安心材料になるでしょう。

自作PCの場合は、細かいパーツまで自分の好みで選べる自由度が魅力です。

ケースのデザインにこだわりたい方や、特定のメーカーのパーツで統一したい方には自作が向いています。

ただし、組み立てに失敗した場合の責任はすべて自分で負うことになりますし、パーツ選びで相性問題が発生するリスクも考慮しなければなりません。

30万円で組む最適な構成とは

30万円で組む最適な構成とは

グラフィックボードの選択が運命を分ける

ゲーミングPCにおいて最も重要なパーツがグラフィックボードであることは間違いありません。

30万円の予算内で最高設定を目指すなら、GeForce RTX5070TiまたはRTX5070が最適解になります。

RTX5070Tiは約12万円前後、RTX5070は約9万円前後という価格帯で、どちらもフルHDから2K解像度での最高設定プレイに充分な性能を持っています。

RTX5070Tiを選べば、より高いフレームレートを安定して維持できますし、将来的に4K解像度へのステップアップも視野に入れられます。

一方でRTX5070を選択すれば、その分の予算を他のパーツに回せるため、全体的なバランスを高められるでしょう。

私自身、コストパフォーマンスを重視するならRTX5070を推奨しますが、予算に余裕があるならRTX5070Tiを選んだ方が後悔しない手はありませんね。

Radeon系のRX 9070XTも選択肢として魅力的です。

価格はRTX5070と同等かやや安く、FSR 4という独自のアップスケーリング技術に対応しているため、対応タイトルでは非常に高いパフォーマンスを発揮します。

ただしレイトレーシング性能ではGeForce系にやや劣りますが、純粋なラスタライズ性能では互角以上の勝負ができる実力を持っています。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48343 101914 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 31921 78057 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 29937 66747 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29861 73410 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 26969 68915 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26317 60227 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21793 56789 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19777 50473 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16442 39364 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15880 38192 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15743 37969 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14534 34913 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13645 30853 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13108 32354 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10744 31736 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10575 28579 115W 公式 価格

CPUは何を選ぶべきか

グラフィックボードの次に重要なのがCPUの選択。

ゲーミング用途では、Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265KFが最もバランスの良い選択肢となります。

Ryzen 7 9700Xは約4万円前後、Core Ultra 7 265KFは約5万円前後という価格帯で、どちらもゲーミング性能と汎用性を高いレベルで両立しています。

Ryzen 7 9700Xの魅力は、消費電力が抑えられていることと、マルチスレッド性能が高いこと。

ゲーム配信や動画編集も視野に入れているなら、Ryzenの方が有利な場面が多いでしょう。

一方でCore Ultra 7 265KFは、シングルスレッド性能に優れており、特定のゲームタイトルではRyzenを上回るフレームレートを叩き出すこともあります。

さらに予算を抑えたいなら、Ryzen 5 9600という選択肢も悪くありません。

約3万円前後で手に入り、ゲーミング性能だけで見ればRyzen 7との差は思ったほど大きくないのです。

ただし、将来的な拡張性や配信・録画を同時に行う場合のパフォーマンスを考えると、やはりRyzen 7クラスを選んでおいた方が安心感があります。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 42755 2466 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42510 2269 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41549 2260 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 40846 2358 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38332 2079 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38256 2049 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37031 2356 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37031 2356 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35413 2198 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35273 2235 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33535 2209 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32683 2238 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32318 2103 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32208 2194 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29059 2040 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28350 2157 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28350 2157 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25280 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25280 2176 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 22932 2213 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 22920 2093 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20716 1860 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19375 1938 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17612 1817 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 15938 1779 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15186 1982 公式 価格

メモリは32GBが現実的なライン

メモリ容量については、32GBを標準として考えるべきでしょう。

16GBでも多くのゲームは動作しますが、最新のAAAタイトルでは16GBでは不足する場面が出てきていますし、バックグラウンドでブラウザや配信ソフトを動かすことを考えると、32GBあれば余裕を持って運用できます。

DDR5-5600規格の32GBメモリは、約1万2千円から1万5千円程度で入手可能。

MicronのCrucialブランドやGSkillといった信頼性の高いメーカーの製品を選べば、安定性の面でも問題ありません。

BTOパソコンでカスタマイズする場合も、メモリメーカーを選択できるショップを利用した方が、後々のトラブルを避けられます。

64GBまで増やす必要があるかどうかは、用途次第。

ゲームだけなら32GBで充分ですが、動画編集や3DCG制作も本格的に行うなら64GBへの投資も検討する価値があります。

ただし30万円という予算内で最高設定ゲーミングを実現するという目的を考えると、64GBへの投資よりもグラフィックボードのグレードを上げる方が効果的です。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S
【ZEFT Z56S スペック】
CPUIntel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7770F/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar7-7770F/S9
【SR-ar7-7770F/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7770F/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKD
【ZEFT Z55EKD スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースbe quiet! SILENT BASE 802 Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKD

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9
【SR-u7-6070E/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA
【ZEFT R59FBA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA

ストレージは速度と容量のバランスを

ストレージについては、1TBのPCIe Gen.4 SSDを選ぶのが最もコストパフォーマンスに優れています。

Gen.5 SSDは確かに読み込み速度が圧倒的に速いのですが、実際のゲームプレイにおいてGen.4との体感差はほとんど感じられませんし、価格差を考えると現時点ではGen.4の方が賢い選択といえます。

1TBのGen.4 SSDは約1万円から1万5千円程度で入手でき、WDのBlackシリーズやCrucialのP5 Plusといった定番モデルなら信頼性も充分。

ゲームのインストール容量が年々増加していることを考えると、2TBへのアップグレードも検討する価値がありますが、予算が厳しければ後から増設することもできますし、最初は1TBでスタートして様子を見るのも悪くありません。

HDDを追加するかどうかは悩ましいところ。

大量のゲームをインストールしたい方や、動画ファイルを保存する用途があるなら、2TBや4TBのHDDを追加しても良いでしょう。

ただし、ゲームの起動速度やロード時間を重視するなら、すべてSSDで運用した方が快適なゲーム体験を得られます。

具体的な構成例を見てみよう

具体的な構成例を見てみよう

フルHD最高設定特化型(約28万円)

フルHD解像度で最高設定を安定して動かすことに特化した構成を考えてみましょう。

この構成なら、ほぼすべてのゲームタイトルで最高設定かつ高フレームレートを維持できます。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Ryzen 7 9700X 40,000円
グラフィックボード GeForce RTX5070 90,000円
マザーボード B650チップセット搭載モデル 20,000円
メモリ DDR5-5600 32GB 13,000円
ストレージ 1TB PCIe Gen.4 SSD 12,000円
電源 750W 80PLUS Gold 13,000円
CPUクーラー 空冷クーラー(DEEPCOOL等) 8,000円
ケース ミドルタワーケース 12,000円
OS Windows 11 Home 15,000円
合計 223,000円

この構成の魅力は、約22万円という価格で最高設定ゲーミングを実現できること。
残りの予算でモニターやキーボード、マウスといった周辺機器を揃えることもできますし、ストレージを2TBにアップグレードしたり、ケースをより高級なモデルに変更したりする余裕も生まれます。

Ryzen 7 9700Xは発熱が抑えられているため、高価な水冷クーラーを選ぶ必要はほとんどないでしょう。
DEEPCOOLやサイズといったメーカーの空冷クーラーで充分に冷却できますし、静音性も高いレベルで確保できます。
電源は750Wあれば余裕を持って運用できますし、将来的にグラフィックボードをアップグレードする際にも対応できる容量です。

2K解像度対応バランス型(約30万円)

2K解像度でも最高設定を狙いたい、あるいは将来的な拡張性も考慮したいという方には、こちらの構成がおすすめ。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Ryzen 7 9800X3D 65,000円
グラフィックボード GeForce RTX5070Ti 120,000円
マザーボード X870チップセット搭載モデル 30,000円
メモリ DDR5-5600 32GB 13,000円
ストレージ 2TB PCIe Gen.4 SSD 20,000円
電源 850W 80PLUS Gold 16,000円
CPUクーラー 簡易水冷クーラー(240mm) 15,000円
ケース ピラーレスケース 18,000円
OS Windows 11 Home 15,000円
合計 312,000円

予算を若干オーバーしていますが、この構成なら2K解像度でも最高設定を維持できる性能を持っています。
Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cache技術により、ゲーミング性能が非常に高く、特にキャッシュを多用するゲームタイトルでは圧倒的なフレームレートを叩き出すことができるのは驚きのひとことです。

RTX5070Tiを選択することで、レイトレーシングを有効にした状態でも快適にプレイできますし、DLSS 4の恩恵を最大限に受けられます。
ストレージを2TBに増やしたことで、複数のゲームをインストールしても容量不足に悩まされることはありませんし、マザーボードをX870チップセットにすることで、将来的なアップグレードにも対応しやすくなっています。


Intel構成で組む場合(約29万円)

AMD Ryzenではなく、Intel Core Ultraで組みたいという方もいるのではないでしょうか。

Intel構成でも充分に最高設定ゲーミングPCを実現できます。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Core Ultra 7 265KF 50,000円
グラフィックボード GeForce RTX5070Ti 120,000円
マザーボード Z890チップセット搭載モデル 28,000円
メモリ DDR5-5600 32GB 13,000円
ストレージ 1TB PCIe Gen.4 SSD 12,000円
電源 850W 80PLUS Gold 16,000円
CPUクーラー 空冷クーラー(Noctua等) 10,000円
ケース ミドルタワーケース 12,000円
OS Windows 11 Home 15,000円
合計 276,000円

Core Ultra 7 265KFは、シングルスレッド性能が高く、特定のゲームタイトルではRyzenを上回るパフォーマンスを発揮します。
またNPUを統合しているため、AI関連の処理にも強く、将来的にゲームでAI技術が活用される場面が増えてくることを考えると、先進性のある選択といえるでしょう。

Intel構成の場合、マザーボードの選択肢が豊富で、オーバークロックやメモリのチューニングを楽しみたい方にも向いています。
ただし、消費電力はRyzenよりもやや高めになる傾向があるため、電源は余裕を持って850Wクラスを選んでおいた方が安心です。

BTOパソコンでカスタマイズする場合のポイント

BTOパソコンでカスタマイズする場合のポイント

ベースモデルの選び方が重要

BTOパソコンでカスタマイズして30万円の最高設定ゲーミングPCを組む場合、まずベースモデルの選択が特に重要。

なぜなら、ベースモデルによってカスタマイズできる範囲が決まってしまうからです。

グラフィックボードとCPUの組み合わせが自分の希望に近いモデルを選び、そこからメモリやストレージ、電源といった部分をカスタマイズしていくのが効率的な方法になります。

多くのBTOショップでは、RTX5070やRTX5070Tiを搭載したモデルをベースに、CPUをRyzen 7やCore Ultra 7にカスタマイズできる構成を用意しています。

こうしたモデルを選べば、基本的な性能は確保されているため、後は自分の好みに応じて細かい部分を調整していくだけ。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XM
【ZEFT Z55XM スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MZ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MZ
【ZEFT Z54MZ スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MZ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AB

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AB
【ZEFT Z56AB スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AB

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EJ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EJ
【ZEFT Z55EJ スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EJ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EL
【ZEFT Z55EL スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ128GB DDR5 (32GB x4枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EL

カスタマイズで優先すべき項目

BTOパソコンのカスタマイズで優先すべき項目は、まずメモリ容量。

標準で16GBになっているモデルが多いのですが、これは必ず32GBにアップグレードした方が良いでしょう。

追加費用は1万円前後で済みますし、後から自分でメモリを増設する手間を考えれば、最初から32GBにしておく方が楽です。

次に重要なのがストレージの容量とメーカー。

標準で500GBや1TBのSSDが搭載されていることが多いのですが、メーカーが選べるなら信頼性の高いWDやCrucialを指定しましょう。

また、容量も予算が許すなら2TBにアップグレードしておくと、後々の拡張の手間が省けます。

電源ユニットのグレードも見逃せないポイント。

80PLUS Bronze認証の電源が標準になっているモデルもありますが、できれば80PLUS Gold以上にアップグレードしておきたいところ。

電源の品質は、システム全体の安定性に直結しますし、変換効率が高い方が電気代の節約にもつながります。

保証とサポートの確認を忘れずに

BTOパソコンを選ぶ最大のメリットは、保証とサポートが充実していること。

標準保証は1年間というショップが多いのですが、追加料金を払えば3年保証や5年保証に延長できる場合もあります。

初めてゲーミングPCを購入する方や、トラブル時に自分で対処する自信がない方は、保証期間の延長を検討する価値があるでしょう。

また、オンサイト保証や引き取り修理サービスの有無も確認しておきましょう。

万が一トラブルが発生した際に、自分でパソコンを送る必要があるのか、それとも技術者が自宅まで来てくれるのかで、手間が大きく変わってきます。

特に大型のゲーミングPCは梱包や発送が面倒ですから、引き取りサービスがあると助かります。

自作PCで組む場合の注意点

自作PCで組む場合の注意点

パーツの相性問題を避けるために

自作PCで組む場合、最も気をつけなければならないのがパーツの相性問題。

特にメモリとマザーボードの相性は、トラブルの原因になりやすい部分です。

マザーボードのメーカーサイトには、動作確認済みメモリのリストが公開されていることが多いので、メモリを選ぶ際はこのリストを参考にすると安全でしょう。

CPUクーラーの取り付けも、初心者がつまずきやすいポイント。

特に大型の空冷クーラーや簡易水冷クーラーを選ぶ場合、ケースに収まるかどうか、メモリと干渉しないかどうかを事前に確認する必要があります。

ケースの仕様書には、対応するCPUクーラーの高さやラジエーターのサイズが記載されているので、必ずチェックしておきましょう。

組み立て時のトラブルを防ぐコツ

自作PCの組み立てで失敗しないためには、焦らず丁寧に作業を進めることが何より大切。

特にCPUの取り付けは慎重に行う必要があり、ピンを曲げてしまうと修復が困難になります。

AMDのRyzenシリーズはピンがCPU側にあるため、取り扱いには細心の注意を払いましょう。

マザーボードをケースに固定する際は、スペーサーの取り付けを忘れないこと。

スペーサーなしでマザーボードを固定すると、ショートの原因になりますし、最悪の場合マザーボードが破損してしまいます。

また、電源ケーブルの接続も確実に行い、特にCPU用の8ピン電源コネクタの接続忘れには注意が必要です。

初めて自作PCに挑戦する方は、組み立て前に動画やマニュアルをしっかり確認しておくことをおすすめします。

最近では、各パーツメーカーが詳細な組み立てガイドを公開していますし、YouTubeにも分かりやすい解説動画が数多くアップロードされています。

事前準備をしっかり行えば、初心者でも問題なく組み立てられるでしょう。

動作確認とトラブルシューティング

組み立てが完了したら、まずは最小構成で動作確認を行いましょう。

CPUとメモリ、グラフィックボードだけを接続した状態で電源を入れ、BIOSが起動するかを確認します。

この段階で問題なく起動すれば、ストレージや追加のパーツを接続していきます。

もし起動しない場合は、電源ケーブルの接続を再確認すること。

特にマザーボードの24ピン電源コネクタとCPUの8ピン電源コネクタがしっかり刺さっているかをチェックしましょう。

メモリの挿し込みが甘い場合も起動しないことがあるので、カチッと音がするまでしっかり押し込むことが大切です。


最高設定で遊べるゲームタイトルの実例

最高設定で遊べるゲームタイトルの実例

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IH
【ZEFT Z55IH スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ
【ZEFT R60FQ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FQ

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V
【ZEFT Z56V スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V

パソコンショップSEVEN ZEFT R67O

パソコンショップSEVEN ZEFT R67O
【ZEFT R67O スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67O

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B
【ZEFT Z56B スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B

最新AAAタイトルでのパフォーマンス

30万円で組んだゲーミングPCが、実際にどの程度のパフォーマンスを発揮するのか、具体的なゲームタイトルで見ていきましょう。

RTX5070TiとRyzen 7 9700Xの組み合わせなら、サイバーパンク2077をフルHD最高設定でプレイした場合、レイトレーシングをオンにしても平均60fps以上を維持できます。

DLSS 4のフレーム生成機能を使えば、さらに高いフレームレートを実現できるでしょう。

ホグワーツ・レガシーのような重量級タイトルでも、フルHD最高設定なら平均80fps前後で快適にプレイ可能。

2K解像度に上げても、設定を少し調整すれば60fps以上を維持できますから、没入感の高いゲーム体験を楽しめます。

競技性の高いタイトルでの優位性

Apex LegendsやVALORANTといった競技性の高いFPSタイトルでは、フレームレートの高さが勝敗を分けることもあります。

RTX5070を搭載した構成なら、これらのタイトルをフルHD最高設定でプレイしても、平均200fps以上を安定して出せますから、144Hzや240Hzの高リフレッシュレートモニターの性能を充分に引き出せるでしょう。

フォートナイトやオーバーウォッチ2といったタイトルでも、最高設定で150fps以上を維持できるため、滑らかな映像で快適にプレイできます。

競技シーンで活躍したい方にとって、この性能は大きなアドバンテージになるはず。

レイトレーシング対応タイトルの美しさ

レイトレーシングに対応したタイトルでは、光の表現が劇的に向上し、よりリアルな映像を楽しめます。

RTX5070Tiのようなミドルハイクラスのグラフィックボードなら、レイトレーシングをオンにしても実用的なフレームレートを維持できますから、美しいグラフィックと快適な動作を両立できます。

マーベルのスパイダーマン2やアラン・ウェイク2といったタイトルでは、レイトレーシングによる反射表現が素晴らしく、ゲームの世界に引き込まれる感覚を味わえます。

DLSS 4と組み合わせることで、画質を犠牲にすることなく高いフレームレートを実現できるのは、GeForce RTX 50シリーズの大きな強みといえるでしょう。

周辺機器への投資も考慮しよう

周辺機器への投資も考慮しよう

モニター選びで体験が変わる

せっかく30万円で最高設定ゲーミングPCを組んでも、モニターが60Hzの古いモデルでは性能を活かしきれません。

最低でも144Hzのゲーミングモニターを用意したいところですし、予算に余裕があるなら240Hzや2K解像度のモニターへの投資も検討する価値があります。

フルHDで144Hzのゲーミングモニターなら、2万円台から良質なモデルが手に入ります。

BenQやASUS、LGといったメーカーの製品なら、応答速度も速く、残像感の少ない滑らかな映像を楽しめるでしょう。

2K解像度で165Hzのモニターになると、4万円から5万円程度の予算が必要になりますが、画質とフレームレートのバランスが非常に良く、長く使える投資になります。

入力デバイスの重要性

ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すには、キーボードとマウスの選択も重要です。

特にFPSやMOBAといった競技性の高いゲームをプレイするなら、応答速度の速いゲーミングマウスと、確実な入力ができるメカニカルキーボードを選びたいところ。

ゲーミングマウスは、5千円から1万円程度の価格帯で優れた製品が揃っています。

LogicoolのGシリーズやRazerのDeathAdderシリーズなら、センサー精度も高く、長時間のプレイでも疲れにくい設計になっています。

メカニカルキーボードも、1万円前後で信頼性の高いモデルが手に入りますから、予算に余裕があれば投資する価値があるでしょう。

将来的なアップグレードを見据えた選択

将来的なアップグレードを見据えた選択

拡張性を考慮したパーツ選び

30万円で組んだゲーミングPCを、将来的にアップグレードすることを考えると、最初から拡張性の高いパーツを選んでおくことが賢明です。

マザーボードは、メモリスロットが4つあるモデルを選べば、後からメモリを追加しやすくなりますし、M.2スロットが複数あれば、ストレージの増設も容易になります。

電源ユニットも、現在の構成で必要な容量よりも余裕を持ったモデルを選んでおくと、グラフィックボードをアップグレードする際に電源を交換する必要がなくなります。

750Wや850Wクラスの電源なら、将来的にハイエンドグラフィックボードに交換しても対応できるでしょう。

アップグレードのタイミング

ゲーミングPCのアップグレードは、性能に不満を感じたタイミングで行うのが基本。

ただし、新しい世代のパーツが発売された直後は価格が高いため、発売から数ヶ月経って価格が落ち着いてから購入する方がコストパフォーマンスは良くなります。

グラフィックボードは、2年から3年のサイクルでアップグレードを検討するのが一般的。

CPUやメモリは、よほど性能に不満がない限り、4年から5年は使い続けられるでしょう。

ストレージは容量不足を感じたら追加すればいいだけですから、最初から大容量を選ぶ必要はほとんどないでしょう。

よくある質問

よくある質問

30万円の予算で4K解像度は狙えるか

4K解像度で最高設定を狙うには、30万円の予算では正直厳しい部分があります。

4K最高設定を快適に動かすには、RTX5080クラスのグラフィックボードが必要になりますが、このクラスのカードだけで15万円以上しますから、他のパーツに割ける予算が限られてしまいます。

フルHDや2K解像度で最高設定を楽しむ方が、30万円という予算では現実的な選択といえるでしょう。

BTOと自作、結局どちらがお得なのか

純粋な価格だけで比較すると、自作の方が若干安く組めることが多いのですが、保証やサポートの価値を考えるとBTOも充分に魅力的。

特に初めてゲーミングPCを手に入れる方や、トラブル時の対処に不安がある方は、BTOを選んだ方が安心感があります。

自作の経験があり、パーツ選びや組み立てを楽しみたい方なら、自作を選ぶのも良い選択でしょう。

メモリは16GBでも大丈夫か

最新のゲームタイトルでは、16GBでは不足する場面が増えてきています。

特にバックグラウンドでブラウザや配信ソフトを動かす場合、16GBではメモリ不足によるパフォーマンス低下が発生する可能性があるため、32GBを選んでおいた方が安心です。

予算が厳しい場合は、最初は16GBでスタートして、後から16GBを追加するという方法もあります。

空冷と水冷、どちらを選ぶべきか

Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265KFといったCPUなら、空冷クーラーで充分に冷却できます。

水冷クーラーは見た目がスタイリッシュで、冷却性能も高いのですが、価格が高く、メンテナンスの手間もかかります。

冷却性能を最優先するなら水冷を選ぶのも良いですが、コストパフォーマンスを重視するなら空冷で問題ありません。

電源は何Wあれば充分か

RTX5070やRTX5070Tiを搭載する構成なら、750Wの電源で充分に余裕があります。

将来的にハイエンドグラフィックボードへのアップグレードを考えているなら、850Wを選んでおくと安心でしょう。

電源は品質が重要ですから、容量だけでなく、80PLUS認証のグレードやメーカーの信頼性も考慮して選ぶことが大切です。

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