20万円台で組むゲーミングPCの現実的な選択肢

予算配分の基本戦略を理解する
この2つのパーツで全体予算の60%から70%を使うのが基本になります。
私がこれまで数十台のゲーミングPCを組んできた経験から言えるのは、中途半端にすべてのパーツをミドルクラスで揃えるよりも、グラフィックボードに予算を集中投下した方が満足度は高いということです。
20万円台という予算は、実はゲーミングPCを組むうえで非常に絶妙なラインなんです。
10万円台では妥協が多すぎますし、30万円以上になると費用対効果が急激に悪化してしまいますよね。
20万円台であれば、最新世代のミドルハイクラスのグラフィックボードと優秀なCPUを組み合わせることができ、フルHDから4Kまで幅広い解像度でゲームを楽しめる構成が実現できます。
BTOと自作のどちらを選ぶべきか
答えはシンプル。
20万円台の予算であれば、パーツ選択の自由度が高く保証も充実しているBTOパソコンのカスタマイズが最もコスパに優れています。
自作PCは確かにパーツを自由に選べる魅力がありますが、初心者の方が組み立てに失敗するリスクや、相性問題でトラブルが発生した際の対応を考えると、BTOパソコンで主要パーツをカスタマイズする方が賢明です。
BTOパソコンショップでは、ベースモデルを選んでからグラフィックボード、CPU、メモリ、ストレージなどを自由にカスタマイズできるため、実質的に自作PCと同等の構成を組むことが可能。
さらに組み立て済みで動作確認も完了しており、保証期間中のサポートも受けられるため、初めてゲーミングPCを購入する方にとっては安心感が違います。
グラフィックボード選びが勝負を分ける

20万円台で狙うべきグラフィックボード
この予算帯で選ぶべきグラフィックボードは、GeForce RTX5070TiまたはGeForce RTX5070の2択になります。
Radeon派の方であれば、Radeon RX 9070XTも選択肢に入るでしょう。
GeForce RTX5070Tiは、20万円台のゲーミングPCにおいて最強のパフォーマンスを発揮するグラフィックボードです。
Blackwellアーキテクチャを採用し、第4世代RTコアと第5世代Tensorコアにより、レイトレーシング性能とAI性能が大幅に向上しています。
DLSS 4に対応しているため、重量級のゲームでも高フレームレートを維持できるのが魅力。
4K解像度でのゲーミングも視野に入れるなら、RTX5070Tiを選ばない手はありませんね。
一方、GeForce RTX5070は、コストパフォーマンスを重視する方に最適な選択肢。
RTX5070TiとRTX5070の価格差は2万円から3万円程度ですが、その差額を他のパーツに回すことで、より快適なゲーミング環境を構築できます。
フルHDから2K解像度でのゲーミングがメインであれば、RTX5070で十分なパフォーマンスを得られるでしょう。
Radeon RX 9070XTは、RDNA 4アーキテクチャを採用し、FSR 4という機械学習ベースのアップスケーリング技術に対応しています。
GeForce RTX5070Tiと比較すると、レイトレーシング性能ではやや劣りますが、ラスタライズ性能では互角以上の勝負ができる実力を持っています。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48343 | 101914 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 31921 | 78057 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 29937 | 66747 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29861 | 73410 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 26969 | 68915 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26317 | 60227 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21793 | 56789 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19777 | 50473 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16442 | 39364 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15880 | 38192 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15743 | 37969 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14534 | 34913 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13645 | 30853 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13108 | 32354 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10744 | 31736 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10575 | 28579 | 115W | 公式 | 価格 |
グラフィックボードのメモリ容量について
グラフィックボードを選ぶ際に見落としがちなのがVRAM(ビデオメモリ)の容量です。
最新のゲームタイトルでは、4K解像度や高品質テクスチャを使用する場合、12GB以上のVRAMが推奨されることが当たり前になっています。
GeForce RTX5070TiとRTX5070は、どちらも十分なVRAM容量を搭載しているため、今後数年間は最新ゲームにも対応できる安心感があります。
GDDR7メモリを採用したGeForce RTX 50シリーズは、最大1.8TB/sという驚異的なメモリ帯域幅を実現しており、高解像度テクスチャの読み込みやレイトレーシング処理において圧倒的なアドバンテージを持っています。
これは単にフレームレートが向上するだけでなく、ゲーム中のカクつきやスタッタリングを大幅に軽減する効果もあるため、快適なゲーミング体験には欠かせない要素なんです。
CPUは何を選ぶべきか

パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S
| 【ZEFT Z56S スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7770F/S9
| 【SR-ar7-7770F/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKD
| 【ZEFT Z55EKD スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | be quiet! SILENT BASE 802 Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9
| 【SR-u7-6070E/S9 スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FBA
| 【ZEFT R59FBA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
Intel Core UltraとAMD Ryzenの比較
グラフィックボードの次に重要なのがCPU選びです。
20万円台のゲーミングPCでは、Intel Core Ultra 7 265KまたはAMD Ryzen 7 9700Xを選ぶのが最適解になります。
どちらも最新アーキテクチャを採用し、ゲーミング性能と消費電力のバランスが優れているため、長時間のゲームプレイでも安心して使用できます。
Intel Core Ultra 7 265Kは、Lion CoveとSkymontという2つのアーキテクチャを組み合わせたチップレット構成を採用しており、高負荷時のパフォーマンスと低負荷時の省電力性を両立しています。
NPUを統合しているため、AI処理を活用するゲームやアプリケーションでも高いパフォーマンスを発揮するのが特徴。
Thunderbolt 4やPCIe 5.0などの高速I/Oを内蔵しているため、将来的な拡張性も考慮すると非常に魅力的な選択肢です。
AMD Ryzen 7 9700Xは、Zen 5アーキテクチャを採用し、TSMC 4nmプロセスで製造されているため、高い性能と優れた電力効率を実現しています。
DDR5-5600メモリと28レーンのPCIe 5.0に対応しており、最新のグラフィックボードやストレージを最大限に活用できる設計。
RDNA 2統合GPUを搭載しているため、グラフィックボードが故障した際の緊急用としても使えるのは安心感がありますよね。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42755 | 2466 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42510 | 2269 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41549 | 2260 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40846 | 2358 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38332 | 2079 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38256 | 2049 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37031 | 2356 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37031 | 2356 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35413 | 2198 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35273 | 2235 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33535 | 2209 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32683 | 2238 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32318 | 2103 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32208 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29059 | 2040 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28350 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28350 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25280 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25280 | 2176 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22932 | 2213 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22920 | 2093 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20716 | 1860 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19375 | 1938 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17612 | 1817 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15938 | 1779 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15186 | 1982 | 公式 | 価格 |
ゲーミング特化ならX3Dモデルも視野に
3D V-Cacheを搭載したこのCPUは、大容量のキャッシュメモリによりゲーミング性能が通常モデルよりも10%から20%向上することが分かっています。
特にキャッシュヒット率が高いゲームタイトルでは、Intel Core Ultra 7 265Kを上回るフレームレートを叩き出すこともあるほど。
ただし、Ryzen 7 9800X3Dは通常のRyzen 7 9700Xよりも1万円から2万円ほど高価になるため、20万円台という予算の中でバランスを取るのが悩ましいところ。
グラフィックボードをRTX5070に抑えてCPUをRyzen 7 9800X3Dにするか、CPUをRyzen 7 9700XにしてグラフィックボードをRTX5070Tiにするか、この選択が20万円台ゲーミングPCの組み方における最大のポイントになります。
一方、4K解像度やレイトレーシングを重視するなら、Ryzen 7 9700X + RTX5070Tiの組み合わせの方が満足度は高いでしょう。
メモリとストレージの最適な選び方

メモリは32GBが標準になった時代
最新のゲームタイトルでは、バックグラウンドでDiscordやブラウザを起動しながらプレイすると、16GBでは明らかにメモリ不足になる場面が増えています。
20万円台のゲーミングPCを組むなら、メモリは32GBを標準として考えるべきです。
DDR5-5600が現在の主流規格であり、Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも、この規格に最適化されています。
DDR5-6000やDDR5-6400といった高速メモリも存在しますが、価格が大幅に上昇する割にゲーミング性能の向上は数%程度に留まるため、コストパフォーマンスを考えるとDDR5-5600で十分でしょう。
メモリメーカーについては、BTOパソコンで選択できるのであれば、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungのいずれかを選んでおけば間違いありません。
これらのメーカーは品質が安定しており、相性問題が発生するリスクも低いため、安心して使用できます。
特にCrucialブランドのメモリは、Micron製のチップを使用しているため信頼性が高く、価格も比較的リーズナブルなのでおすすめ。
ストレージはGen.4 SSDで十分
結論から言えば、20万円台のゲーミングPCではPCIe Gen.4 SSDを選ぶのが最もコストパフォーマンスに優れています。
Gen.5 SSDは確かに最大14,000MB/s超という驚異的な読込速度を実現していますが、実際のゲームロード時間ではGen.4 SSDとの差はほとんど体感できないレベルです。
さらに、Gen.5 SSDは発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、ケース内のエアフローにも影響を与えてしまいますよね。
価格もGen.4 SSDの1.5倍から2倍程度になるため、その差額をグラフィックボードやメモリに回した方が、総合的なゲーミング性能は向上します。
容量については、2TBを選ぶのが現実的。
最近のゲームタイトルは1本で100GB以上の容量を消費することも珍しくなく、複数のゲームをインストールしておきたい場合、1TBでは心もとない。
4TBは魅力的ですが、価格が2TBの2倍以上になることが多いため、20万円台という予算を考えると優先度は下がります。
BTOパソコンでストレージをカスタマイズする際は、WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった人気メーカーの製品が選べるショップを選ぶのが賢明です。
これらのメーカーのSSDは、耐久性と性能のバランスが優れており、長期間安心して使用できます。
電源ユニットとCPUクーラーの重要性


電源ユニットは余裕を持った容量を
電源ユニットは地味なパーツですが、システム全体の安定性を左右する非常に重要なコンポーネントです。
GeForce RTX5070TiとCore Ultra 7 265Kを組み合わせた構成では、最低でも750W、できれば850Wの電源ユニットを選ぶべきでしょう。
「消費電力の合計が500Wなら600Wの電源で十分では?」と考える方もいるかもしれませんが、電源ユニットは定格容量の70%から80%程度で運用するのが最も効率が良く、寿命も長くなります。
80PLUS認証については、Gold以上を選ぶのが基本。
BronzeとGoldの価格差は数千円程度ですが、電力変換効率の差により、長期的には電気代の節約にもつながります。
さらに、高効率な電源ユニットは発熱も少ないため、ケース内の温度上昇を抑える効果もあるんです。
BTOパソコンでは、これらのメーカーの製品が標準またはカスタマイズオプションとして用意されていることが多いため、必ず確認しておきましょう。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YA


| 【ZEFT R60YA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GP


| 【ZEFT R60GP スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Pop XL Silent Black Solid |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GL


| 【ZEFT R61GL スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CR


| 【ZEFT Z55CR スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
CPUクーラーは空冷で十分な時代に
Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、前世代のCPUと比較して発熱が大幅に抑制されているため、高性能な空冷CPUクーラーで十分に冷却できます。
わざわざ高価な水冷CPUクーラーを選ぶ必要はほとんどないでしょう。
空冷CPUクーラーは、メンテナンスフリーで故障リスクも低く、長期的な信頼性という点でも優れています。
特にDEEPCOOLのAK620やサイズの虎徹Mark IIIなどは、コストパフォーマンスに優れた定番モデルとして多くのゲーマーに支持されています。
それでも「静音性を最優先したい」「オーバークロックを楽しみたい」という方には、水冷CPUクーラーも選択肢に入ります。
240mmまたは280mmラジエーターを搭載した簡易水冷クーラーであれば、1万5千円から2万円程度で購入でき、高負荷時でもCPU温度を低く抑えられます。
ただし、20万円台という予算を考えると、その差額をグラフィックボードやメモリに回した方が、ゲーミング性能の向上には効果的です。
ケースとマザーボードの選定基準


ケースは見た目と機能性のバランスで選ぶ
最近のトレンドとしては、2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースが人気を集めています。
NZXTやLian Li、Antecといったメーカーのピラーレスケースは、内部のパーツを美しく見せることができ、RGB照明との相性も抜群。
「ウケるなこれ」と思わず声が出てしまうような、洗練されたデザインが魅力です。
一方で、デザイン性の高い木製パネルや高級木材を使用したケースも人気が上昇中。
Fractal DesignやCorsair、Lian Liなどが展開する木製パネルケースは、ゲーミングPCらしからぬ落ち着いた雰囲気を演出でき、リビングや書斎に設置しても違和感がありません。
「ゲーミングPCは派手すぎて部屋に置きたくない」という方にとって、木製パネルケースは理想的な選択肢でしょう。
エアフローを重視するなら、スタンダードな側面1面が強化ガラス製で、フロントとトップに大型ファンを搭載できるケースがおすすめ。
DEEPCOOLやCOOLER MASTER、Thermaltakeなどのメーカーは、優れたエアフロー設計と手頃な価格を両立したケースを多数ラインナップしています。
特にGeForce RTX5070Tiは300mmを超える長さのモデルも存在するため、ケースの対応サイズを確認しておかないと、せっかく選んだパーツが収まらないという可能性があるからです。
マザーボードはチップセットで選ぶ
マザーボード選びでは、CPUに対応したチップセットを選ぶことが最優先。
Intel Core Ultra 200シリーズであればZ890またはB860チップセット、AMD Ryzen 9000シリーズであればX870EまたはB850チップセットを搭載したマザーボードを選ぶのが基本になります。
Z890とX870Eは、オーバークロック機能や豊富な拡張スロット、高速なUSBポートなどを備えたハイエンドチップセット。
一方、B860とB850は、オーバークロック機能に制限があるものの、通常使用では十分な機能を持ち、価格も1万円から2万円程度安くなります。
20万円台という予算を考えると、B860またはB850チップセットのマザーボードを選び、その差額をグラフィックボードに回すのが賢い選択でしょう。
マザーボードのメーカーについては、ASUS、MSI、GIGABYTE、ASRockなどが定番。
これらのメーカーは、BIOSの安定性やサポート体制が充実しており、初心者でも安心して使用できます。
BTOパソコンでは、これらのメーカーのマザーボードが標準搭載されていることが多いため、特にこだわりがなければデフォルトのままで問題ありません。
20万円台ゲーミングPCの具体的な構成例


フルHD~2K重視の構成
この構成は、競技性の高いFPSゲームやMOBAゲームをプレイする方に最適でしょう。
| パーツ | 製品名 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D | 55,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 | 75,000円 |
| マザーボード | B850チップセット搭載モデル | 25,000円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | 18,000円 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 2TB | 18,000円 |
| 電源ユニット | 750W 80PLUS Gold | 15,000円 |
| CPUクーラー | 空冷CPUクーラー | 8,000円 |
| ケース | ミドルタワーケース | 15,000円 |
| 合計 | 229,000円 |
この構成の最大の特徴は、Ryzen 7 9800X3Dの大容量キャッシュによる高いゲーミング性能です。
3D V-Cacheを搭載したこのCPUは、フレームレートが重要な競技系ゲームで真価を発揮し、240Hzや360Hzといった高リフレッシュレートモニターの性能を最大限に引き出せます。
GeForce RTX5070との組み合わせにより、フルHD解像度であれば最高設定でも200fps以上、2K解像度でも144fps以上を安定して維持できるでしょう。
4K・レイトレーシング重視の構成
この構成は、シングルプレイのAAAタイトルを美しいグラフィックで堪能したい方におすすめ。
| パーツ | 製品名 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K | 48,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti | 95,000円 |
| マザーボード | B860チップセット搭載モデル | 23,000円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | 18,000円 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 2TB | 18,000円 |
| 電源ユニット | 850W 80PLUS Gold | 18,000円 |
| CPUクーラー | 空冷CPUクーラー | 7,000円 |
| ケース | ミドルタワーケース | 13,000円 |
| 合計 | 240,000円 |
この構成では、GeForce RTX5070Tiの強力なレイトレーシング性能とDLSS 4による高品質なアップスケーリングを活用できます。
4K解像度でのゲーミングでも、DLSS 4のフレーム生成技術により60fps以上を維持でき、レイトレーシングを有効にした状態でも快適にプレイできるのが魅力。
Core Ultra 7 265Kは、NPUを統合しているため、今後AI技術を活用したゲームやアプリケーションでも高いパフォーマンスを発揮することが予想しています。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58P


| 【ZEFT Z58P スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | DeepCool CH170 PLUS Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56S


| 【ZEFT Z56S スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56AG


| 【ZEFT Z56AG スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H6 Flow White |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DR


| 【ZEFT Z55DR スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
バランス重視のオールラウンド構成
この構成は、ゲーミングPC初心者から中級者まで、幅広い層におすすめできます。
| パーツ | 製品名 | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X | 42,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti | 95,000円 |
| マザーボード | B850チップセット搭載モデル | 25,000円 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | 18,000円 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 2TB | 18,000円 |
| 電源ユニット | 850W 80PLUS Gold | 18,000円 |
| CPUクーラー | 空冷CPUクーラー | 7,000円 |
| ケース | ミドルタワーケース | 15,000円 |
| 合計 | 238,000円 |
この構成は、20万円台で組めるゲーミングPCとして最もバランスが取れていると私は考えています。
Ryzen 7 9700Xは、ゲーミング性能とマルチスレッド性能のバランスが優れており、ゲームプレイ中にDiscordで通話しながらブラウザで攻略情報を調べるといった、複数のアプリケーションを同時に使用する場面でも快適に動作します。
GeForce RTX5070Tiとの組み合わせにより、フルHDから4Kまであらゆる解像度で高いフレームレートを維持でき、今後3年から5年は最新ゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
BTOパソコンショップの選び方とカスタマイズのコツ


信頼できるBTOショップの見極め方
BTOパソコンを購入する際、どのショップを選ぶかは非常に重要です。
信頼できるBTOショップの条件は、パーツメーカーを明記していること、カスタマイズの自由度が高いこと、保証期間とサポート体制が充実していることの3点になります。
パーツメーカーを明記しているショップは、使用しているパーツに自信を持っている証拠。
「メモリ32GB」とだけ書かれているショップよりも、「Crucial DDR5-5600 32GB」と具体的なメーカー名とモデル名を記載しているショップの方が信頼できます。
特にメモリ、ストレージ、電源ユニットについては、メーカー名が明記されているかどうかを必ずチェックしましょう。
カスタマイズの自由度については、グラフィックボード、CPU、メモリ、ストレージの選択肢が豊富なショップを選ぶのが基本。
また、CPUクーラーやケースもカスタマイズできるショップであれば、より自分好みのゲーミングPCを組むことができます。
保証期間については、最低でも1年間の保証が付いているショップを選びましょう。
できれば3年保証や延長保証オプションがあるショップの方が安心感があります。
サポート体制については、電話やメール、チャットなど複数の問い合わせ方法が用意されており、営業時間が長いショップを選ぶのが賢明です。
カスタマイズで失敗しないためのチェックポイント
最も多いのが、グラフィックボードとCPUのバランスを無視した構成。
例えば、GeForce RTX5070Tiという高性能なグラフィックボードを選びながら、CPUをCore Ultra 5 235にしてしまうと、CPU性能がボトルネックになり、グラフィックボードの性能を十分に引き出せません。
逆に、Core Ultra 9 285Kという最上位CPUを選びながら、グラフィックボードをRTX5060にしてしまうのも、ゲーミング性能という観点では非効率。
ゲーミングPCにおいては、グラフィックボードの性能がフレームレートに最も大きく影響するため、CPUよりもグラフィックボードに予算を割くべきなんです。
必ずメモリの規格を確認し、DDR5-5600以上を選ぶようにしましょう。
また、メモリは2枚組(デュアルチャネル)で使用するのが基本ですが、32GBの場合は16GB×2枚構成になっているかを確認することも大切です。
ストレージについては、容量だけでなくインターフェースも確認が必要。
SATA SSDではなく、必ずNVMe M.2 SSDを選びましょう。
さらに、PCIe Gen.4対応かどうかも重要なポイント。
BTOショップによっては、古いPCIe Gen.3 SSDが選択肢に含まれている場合もあるため、注意が必要です。
電源ユニットについては、容量だけでなく80PLUS認証のグレードも確認しましょう。
Bronze認証とGold認証では、電力変換効率が5%程度異なり、長期的には電気代にも影響します。
また、電源ユニットのメーカーも重要で、CorsairやSeasonicといった定評あるメーカーの製品を選ぶのが安心です。
周辺機器への投資も忘れずに


モニターは妥協してはいけない
特に競技性の高いFPSゲームをプレイする場合、高リフレッシュレートモニターによる滑らかな映像は、エイムの精度向上に直結します。
価格帯としては、2万円から4万円程度で優れた性能のゲーミングモニターが入手できるでしょう。
4K解像度やレイトレーシングを重視する構成であれば、4K 144Hzのゲーミングモニターが理想的。
ただし、4K 144Hzモニターは7万円から10万円以上と高価なため、予算が厳しい場合は4K 60Hzモニターから始めて、後からアップグレードするという選択肢もあります。
マウスとキーボードで操作性が変わる
ゲーミングPCの操作性を左右するのが、マウスとキーボードです。
特にFPSゲームやMOBAゲームでは、マウスの性能が勝敗を分けることもあるため、妥協せずに選びたいところ。
ゲーミングマウスを選ぶ際の重要なポイントは、センサーの精度、ポーリングレート、重量、形状の4点。
最新のゲーミングマウスは、PixArt製の高精度センサーを搭載し、1000Hzまたは2000Hzのポーリングレートに対応しているため、マウスの動きを正確にゲーム内に反映できます。
赤軸は静音性に優れ、青軸はクリック感が強く、茶軸はその中間という特性を持っているため、自分の好みに合わせて選びましょう。
マウスとキーボードの予算としては、合わせて2万円から3万円程度を見込んでおくと、満足度の高い製品を選べます。
周辺機器への投資も、快適なゲーミング体験には欠かせない要素なんです。
ヘッドセットで音の世界が変わる
高品質なゲーミングヘッドセットは、敵の足音や銃声の位置を正確に伝えてくれるため、ゲームの勝率向上に直結します。
ゲーミングヘッドセットを選ぶ際は、ドライバーサイズ、周波数特性、マイク性能、装着感の4点をチェックしましょう。
50mmドライバーを搭載したヘッドセットは、低音から高音まで幅広い音域を再生でき、ゲーム内の細かな音も聞き逃しません。
周波数特性については、20Hzから20kHzをカバーしているモデルであれば、人間の可聴域をすべてカバーできます。
マイク性能については、ボイスチャットやライブ配信を行う場合に重要。
ノイズキャンセリング機能を搭載したマイクであれば、キーボードの打鍵音やマウスのクリック音を拾いにくく、クリアな音声を相手に届けられます。
装着感については、長時間のゲームプレイでも疲れにくい、軽量で柔らかいイヤーパッドを採用したモデルを選ぶのが基本です。
1万円前後のエントリーモデルでも十分な性能を持っていますが、2万円以上のミドルクラス以上になると、音質や装着感が大きく向上します。
特にSteelSeriesやHyperX、Logicoolといった定番メーカーの製品は、品質が安定しており、長期間使用できるためおすすめです。
メンテナンスとアップグレードの計画


定期的なメンテナンスで性能を維持
ゲーミングPCは、定期的なメンテナンスを行うことで、購入時の性能を長期間維持できます。
最も重要なメンテナンスは、ケース内部の清掃とファンの掃除です。
ホコリが溜まると、エアフローが悪化し、CPUやグラフィックボードの温度が上昇してしまいますよね。
3ヶ月に1回程度、ケースを開けて内部のホコリをエアダスターで吹き飛ばしましょう。
特にCPUクーラーのヒートシンクやグラフィックボードのファン、ケースファンにはホコリが溜まりやすいため、重点的に清掃する必要があります。
エアダスターを使用する際は、ファンを手で押さえながら吹き付けることで、ファンが高速回転してベアリングを傷めるのを防げます。
ソフトウェア面でのメンテナンスも重要。
また、不要なスタートアップアプリを無効化することで、システムの起動速度やゲーム中のパフォーマンスを向上させることもできます。
将来のアップグレード計画を立てる
20万円台で組んだゲーミングPCは、適切なアップグレードを行うことで、さらに長期間使用できます。
最も効果的なアップグレードは、グラフィックボードの交換です。
2年から3年後に最新世代のグラフィックボードに交換することで、最新ゲームにも対応できる性能を維持できます。
32GBで組んだ場合、将来的に64GBに増設することで、より多くのアプリケーションを同時に起動できるようになります。
特に動画編集やライブ配信を行う場合、64GBのメモリは大きなアドバンテージになるでしょう。
ストレージの増設は、ゲームのインストール数が増えてきた際に検討すべきアップグレード。
2TBのSSDで組んだ場合、セカンドドライブとして2TBまたは4TBのSSDを追加することで、容量不足を解消できます。
最近のマザーボードは、複数のM.2スロットを搭載しているため、簡単にストレージを増設できるのが魅力です。
CPUの交換は、最も高度なアップグレードになります。
ただし、同じソケットに対応した上位CPUに交換する場合は、マザーボードを交換する必要がないため、比較的容易に実行できます。
例えば、Ryzen 7 9700Xで組んだ場合、将来的にRyzen 9 9950X3Dに交換することで、大幅な性能向上が期待できるでしょう。
よくある質問


20万円台でゲーミングPCを組む場合、自作とBTOどちらがおすすめですか
BTOパソコンのカスタマイズをおすすめします。
20万円台という予算であれば、BTOパソコンでも十分に自由度の高いカスタマイズが可能であり、組み立て済みで動作確認も完了しているため、初心者でも安心して購入できます。
自作PCは確かにパーツを完全に自由に選べる魅力がありますが、組み立ての失敗リスクや相性問題、トラブル時の対応を考えると、BTOパソコンの方が総合的なコストパフォーマンスに優れています。
特に初めてゲーミングPCを購入する方や、パソコンの組み立て経験が少ない方には、BTOパソコンが最適でしょう。
GeForce RTX5070とRTX5070Tiの性能差はどれくらいですか
メモリは16GBでは不足しますか
最新のゲームタイトルをプレイする場合、16GBでは明らかに不足する場面が増えています。
特にバックグラウンドでDiscordやブラウザを起動しながらゲームをプレイする場合、16GBではメモリ使用率が90%を超えることも珍しくありません。
メモリ不足になると、システムがストレージをメモリの代わりに使用するため、ゲームのパフォーマンスが大幅に低下してしまいますよね。
将来的なアップグレードを考えても、最初から32GBで組んでおく方が、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
CPUクーラーは水冷と空冷どちらがいいですか
水冷CPUクーラーは確かに冷却性能や静音性に優れていますが、価格が空冷の2倍から3倍になることが多く、20万円台という予算を考えると、その差額をグラフィックボードやメモリに回した方が、総合的なゲーミング性能は向上します。
ストレージはGen.5 SSDとGen.4 SSDどちらを選ぶべきですか
Gen.5 SSDは確かに最大14,000MB/s超という驚異的な読込速度を実現していますが、実際のゲームロード時間ではGen.4 SSDとの差はほとんど体感できません。
さらに、Gen.5 SSDは発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、ケース内の温度管理も複雑になります。
価格もGen.4 SSDの1.5倍から2倍程度になるため、その差額をグラフィックボードに回した方が、ゲーミング性能の向上には効果的です。
将来的にGen.5 SSDの価格が下がり、発熱問題が解決されたタイミングで、セカンドドライブとして追加するという選択肢もあります。

